【7844】マーベラス 1,665円 +60 (+3.73%)
【4777】ガーラ 1,408円 +98 (+7.48%)
【4318】クイック 955円 -11 (-1.13%)
前場の日経平均株価は48円安と小幅続落。前日の米株安や5連休を控え売り優勢スタートなった。一巡後は日銀によるETF買いなどへの思惑から押し目買いが入り下げ渋るものの、戻りは限定的となっている。物色の傾向は、やはり前日同様に業績修正や好決算銘柄へ。また、材料系の中小型株への一角へ短期資金流入といった流れに。業種別では、食料品、非鉄金属のみの上昇となっている。
個別では、野村不動産ホールディングスがTOBをかけた【2165】メガロスが買付け価格の2,000円へ鞘寄せする形からの急伸となったほか、前日に大幅増配、通期上方修正の【9888】UEXが一時ストップ高の大幅続伸。その他、ゲーム関連の一角、前日に「Flyff All Stars」日本語版プロモーション施策を発表した【4777】ガーラや【3911】Aimingの好決算に刺激を受けたほか、台湾・香港・マカオで「剣と魔法のログレス いにしえの女神」の配信の決まった【7844】マーベラス、新作タイトルに期待が高まる【3668】コロプラなどの上昇も目立っている。
米国は経済指標の改善から利上げ時期を模索しており、欧州では緩和効果でデフレ脱却の期待が高まってる状況。さらに日本では追加緩和が実施されず、金融政策の後押し効果が薄れ、今後は業績相場に転換していく可能性があると一部報道では指摘されている。後場も短期売買中心の立ち回り、当面下値模索の展開が想定されるだけにじっくり押し目買いのタイミングを見計らっていきたい。