【4777】ガーラ 2,231円 +151 (+7.25%)
【9613】エヌ・ティ・ティ・データ 5,210円 -60 (-1.13%)
【2769】ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 1,436円 +3 (+0.2%)
前場の日経平均株価は121円安と反落。前日の米国株安や直近大幅に戻りを試す展開からの戻り待ち売りに押され日経平均は利益確定売りスタート。その後もギリシャ債務問題や中国の景気鈍化をめぐる懸念など外部要因の不透明感から積極的に買い上がる投資家は少なく、国内の企業決算についても、会社側の今年度計画は事前予想通り総じて保守的であり、相場全体を押し上げる材料にはなっていない状況だ。業種別では、石油・石炭製品、電気・ガス、ガラス・土石製品、その他製品、鉄鋼などが上位となった。一方、値下がりはゴム製品、証券・商品先物取引、サービス、パルプ・紙、陸運など。
個別では、減資報道を受けて前日一時ストップ安の【6753】シャープが短期的には過剰反応の見方から急反発したほか、【4572】カルナバイオサイエンスが第1四半期の黒字転換を好感から一時ストップ高の大幅上昇。また、これとは別に、国立研究開発法人国立がん研究センターと、キナーゼタンパク質を標的とした新規がん治療薬の創製を目的とした共同研究契約の延長も発表。その他、上方修正から【3656】KLABが買われているほか、直近IPOの【3915】テラスカイ、【4777】ガーラなどの上昇も目立っている。