【3577】東海染工 146円 0 (0%)
【5981】東京製綱 238円 -3 (-1.24%)
【5703】日本軽金属ホールディング 216円 +4 (+1.88%)
【3742】ITbook 1,376円 +47 (+3.53%)
本日の日経平均株価は23円高と8日続伸。前場は前日までの急ピッチな上昇からの利益確定売りに小幅安水準での推移が続いたが、企業収益拡大や株主還元強化への期待を背景に先高観も根強く、引け際にプラス圏に浮上。後場からは堅調なアジア株や円安基調の継続も支援材料となり小幅ながら一段高の展開となった。ただ、東証一部の値上がり703銘柄、値下がり1024銘柄と値下がり銘柄数が値上がりを上回り高値警戒は引き続き漂っている状況だ。業種別では、空運、パルプ・紙、鉄鋼、倉庫・運輸関連、石油・石炭製品など上昇率上位に。一方、証券、その他金融、銀行、その他製品、機械などが値下がり率上位となった。
個別では、インバウンドの売上増や円安効果もあって、会社側のガイダンスは保守的過ぎると指摘されている【9201】日本航空や出遅れ感、割安感指摘されている【5401】新日鉄住金などが年初来高値を更新。ECプラットフォーム「ネクストエンジン」の海外進出支援サービス第二弾となる「eBay用自動連携」アプリをリリースしたと発表した【3134】Hamee、旧村上ファンド系のストラテジックキャピタルが大株主に登場した【7921】宝印刷が後場急伸する動きとなった。
特定資金介入が噂される【3577】東海染工、【5981】東京製綱、【5703】日本軽金属ホールディングなどは大きな動きはなかったがチャートは崩れておらず注目は継続。信用規制解除の思惑があった【3742】ITbookはピタリと規制解除ラインに乗せ終了。引け後に信用規制も解除されており明日どちらかに大きく動いてくる可能性は濃厚だ。