【4188】三菱ケミカルホールディングス 794.4円 +0.6 (+0.07%)
【3664】モブキャスト 1,213円 -32 (-2.59%)
【2440】ぐるなび 2,029円 -44 (-2.12%)
本日の日経平均株価は65円安と続落。後場は、日銀によるETF買い思惑、昼のバスケット取引の買い越しなどが効き、一時プラス圏に浮上する場面もあったが週末要因、ギリシャ支援交渉を見極める動きから大引けにかけては利益確定売りが優勢となった。業種別では、その他金融業、銀行業、保険業、繊維製品などが値上がり上位に。一方、鉄鋼、ゴム製品、鉱業、非鉄金属などが値下がり上位となった。
後場はメガバンクには目標株価一斉引き上げの動きから【8411】みずほ、【8306】三菱UFJ、【8316】三井住友などが上昇。米Mersive社とライセンス契約を締結発表から【2345】システム・テクノロジー・アイや前場に「標的型メール」対策サービスをクラウドで提供と報じられ急伸した【3356】テリロジーが後場ストップ高まで買われたほか、【6045】レントラックス、【4829】日本エンタープライズ、【5724】アサカ理研、【8174】日本瓦斯なども後場からの上昇が目立っていた。
来週は、米国の祝日の関係から7月の米雇用統計が木曜に発表。国内では、日銀短観や5月鉱工業生産をメインに、路線価公表、5月住宅着工、6月新車販売台数などが注目される。目先、ギリシャ協議の先行き不透明感が重しとなっているが国内環境は良好。ギリシャのユーロ離脱や債券デフォルトが意識されるような状況となっても、株式市場へのネガティブインパクトは限定的。現状、押し目は強気でせめていきたい局面だ。