【4507】塩野義製薬 4,865円 -80 (-1.61%)
【7741】HOYA -55 (-1.1%) 円 -55 (-1.1%)
本日の日経平均株価は427円安と5日ぶり大幅反落。ギリシャ国民投票で緊縮策の受け入れが拒否されたことで朝の寄り付きから売り優勢の展開が続いていたが、後場は一時500円超まで下げ幅広げ2万円に接近する場面もあった。ただ、大引けにかけては日銀によるETF買いなども意識され下げ幅を縮める動きとなった。業種別では、33業種全てが下落。特に保険業4%超、その他金融業、銀行業が3%超とキツイ下げになった。
個別では、株主優待制度を導入を発表した【4809】パラカが大幅上昇し、年初来高値を更新。先週発表した好決算をあらためて見直しの動きから【4187】大阪有機化学工業。先週発表の公的機関向けにセキュリティサービスを引き続き好感された【4288】アズジェントなども大幅上昇となった。また、【9656】グリーンランドは明治産業遺産の世界遺産登録から恩恵あるとの思惑からストップ高に。
ギリシャ懸念と中国株の下落が重しとなりもうしばらく不安定な状況が続く可能性が濃厚。主力は手掛けづらく、目先は材料株への短期物色、値幅取りの相場展開が予想される。