【8306】三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ 883円 -2.3 (-0.25%)
【8789】フィンテック グローバル 198円 -8 (-3.88%)
【2286】林兼産業 163円 +9 (+5.84%)
【3521】エコナックホールディングス 150円 +22 (+17.18%)
本日の日経平均株価は78円高の3日続伸。外部環境の落ち着きから米国株の上昇を好感して買いが先行した後、利益確定売りに伸び悩んだ。注目の集まった日銀会合の結果は現状維持。これを受け一時2万400円台前半まで押す場面が見られたものの、大引けにかけ前場終値水準まで値を戻し本日の取引を終了した。
個別では、前場値を飛ばしていた値動きの軽く、投機資金が入りやすい中小型株の一角、【2538】ジャパン・フード＆リカー・アライアンス、【3521】エコナックHD、【6972】エルナー、【6620】宮越ホールディングス、【7992】セーラー万年筆などが後場一段高。また、本日の安保法制関連法案が賛成多数で可決されたことを受け防衛関連銘柄へ物色の矛先が向かい【4274】細谷火工がストップ高。【6208石川製作所、【6203】豊和工業などへの買いも集まった。一方、前日決算発表。15年5月期は純利益倍増も従来計画を下回る結果となった【3669】モバイルクリエイトが急落、年初来安値を更新した。
日経平均は急落からの戻りは一巡。上値が徐々に重くなりここからの上昇には何か材料が欲しいところ。しばらくは調整も視野に目先値動きの軽い投機資金が集まりやすく値動きの軽い中小型株。そして本日同様決算を手掛かりにした銘柄など中心に上手く立ち回っていきたいところだ。
