【6770】アルプス電気 3,545円 +245 (+7.42%)
【1803】清水建設 1,134円 +27 (+2.43%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 780円 +33.1 (+4.43%)
前場の日経平均株価は204円高と6日ぶり反発。朝方は欧米株安加え、外為市場での急速な円高進行が懸念から幅広い銘柄に売りが先行スタート。取引時間中としては2月17日以来約半年ぶりに1万8000円の節目を割り込んだ。一時は、800円安に迫る場面もあったが、上海総合指数が下げ渋る動きとなったほか、ドル・円相場が上昇したことで先物や主力株中心に買い戻しの動きが広がりプラスに転じる展開となった。
主力の輸出関連、銀行、不動産など軒並み買い戻しの動きが強いほか、個別では、【7769】リズム時計が前日に自社株取得枠の拡大を発表から急伸、16年1月期の上期業績予想を上方修正から【3071】ストリームも大幅上昇となっている。また、【2121】ミクシィ、【4572】カルナバイオサイエンス、【8515】アイフル、【9501】東京電力など人気銘柄の上昇も目立っている状況だ。
目先一旦の底打ち感はあるが、引き続き中国の動向などを睨みながらの展開になる可能性が高く上海総合指数の動きは注視。このまま買戻しが継続する可能性も高いがその逆に再度売り圧力が強まれば一気に押し戻される可能性も常に警戒しておきた局面。まずは本日プラス圏でしっかり終えれるかが一つのポイントになりそうだ。