【6770】アルプス電気 3,335円 +35 (+1.06%)
【1803】清水建設 1,080円 -27 (-2.43%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 744.3円 -2.6 (-0.34%)
本日の日経平均株価は733円安と6日続落。朝方は欧米株安加え、外為市場での急速な円高進行が懸念から幅広い銘柄に売りが先行スタート。取引時間中としては2月17日以来約半年ぶりに1万8000円の節目を割り込んだが一巡後は上海総合指数が下げ渋る動きや菅官房長官の発言などから、ドル・円相場が上昇しプラス圏に浮上した。ただ、後場の中国・上海総合指数が再び下げ幅を広げると、先物市場への断続的な売りが継続。前場の上げを帳消しに更に下げ幅を拡大、終値は1万7806円の大幅安となった。
個別では、昨日公表された自社株買い実施の【7972】イトーキが上昇。福島県白河市の新工場建設と補助対象事業採択を発表から【5162】朝日ラバーが後場ストップ高となったほか、定額制音楽配信サービス「AWA」の月額利用料金を引き下げたと発表した【4751】サイバーエージェント、JPモルガンが目標株価を引き上げた【7453】良品計画などが買い優勢となった。
明日以降も継続して中国・上海総合指数の動きを睨みながらの展開。目先ボラティリティが異常に高まった状態となっており、慎重姿勢は継続。ただ、ボリュームはセリング・クライマックスを意識させており引き続き押し目は買いで攻めていきたい局面だ。