前場の日経平均株価は535円安と大幅反落。前日の歴史上昇の反動に加え、薄商いのなかで先物への売りが広がり、下げ幅は一時800円超。前場中盤には一時1万8,000円を割れる場面があった。ただ、一巡後は押し目買いも入り下げ幅を縮小再度1万8,000円乗せ、水準で一進一退の攻防となっている。
個別では、東証一部市場変更を発表した【3765】ガンホーや自社株買い発表の【3131】シンデン・ハイテックスが大幅高となっているほか、前日引け後には15年2-7月期(第2四半期累計)決算を発表した直近IPO【1433】ベステラがストップ高買い気配。また、郵政上場関連、本命とされる【2321】ソフトフロント、同じく郵政上場関連として新たに名前が上がっている【4286】レッグスなども買われ、【3915】テラスカイ、【3914】ジグソーなどの直近IPOなども連日で値を飛ばしている。
後場は材料株での短期的な割り切りスタンスでの値幅取り狙い。または、売られ過ぎ感のある好業績銘柄等への中長期スタンスでの押し目拾い。明日のSQ、米FOMC通過までは方向感が掴み難い展開が続く可能性が高いためやや慎重に。