本日の日経平均株価はは145円高と2日続伸。前日の米市場、8月小売売上高や鉱工業生産が市場予想を下回ったことで利上げ観測後退から大幅上昇、これを好感して日経平均も寄り付きから買い先行スタート。一時は250円高を超える場面もあったが、上海株のさえない動きなどが重荷となり伸び悩み上げ幅を縮小。後場はFOMCを控え手控え気分が強まる展開。また、後場に政府観光局が8月訪日外国人数推計を発表。前年同月比63.8%増と好調な内容となったもののインバウンド関連銘柄への反応は限定的だった。
個別では、集中豪雨予測など防災システムで防災関連として注目を集める【4814】ネクストウェアがストップ高となったほか、ゲーム事業ブランド「OBOKAIDEM」において、今後のリリースラインナップの一部4タイトルのティザーサイトを開設を前日に発表した【3815】メディア工房が連日のストップ高に。また、場中に上方修正と増配を発表した【6087】アビストが後場急伸したほか、、ラテックス凝集法を用いた「LPLラテックス-IBL」を開発し、体外診断用医薬品として国内での製造販売認証を取得したと発表した【4570】免疫生物研究所が後場一時ストップ高の大幅上昇となった。
明日も引き続きFOMCを控えやや手控えムードとなりやすいほか、日本はシルバーウィークも控えてる。FOMCを通過し、方向感がしっかり出てくるのは週明け以降。引き続き慎重姿勢は崩さず好業績銘柄の押し目を拾い噴いたら売りの繰り返すスタンスで臨みたい。