前場の日経平均株価は116円安と5営業日ぶり反落。米国の金利上昇懸念や世界経済の先行き不透明感から投資家のリスク許容度が低下するほか、前日まで連騰した反動から利益確定売り優勢スタート。売り一巡後は根強い先高期待から押し目買いが入り下げ渋る展開に。
個別では、郵政3社の【7181】かんぽ生命保険、【7182】ゆうちょ銀行、【6178】日本郵政が3日ぶり反発。決算発表から出尽くしで一旦大きく下げた【8462】フューチャーベンチャーキャピタルが2日連続の急上昇を見せているほか、今期最終は黒字浮上の見通しとなった【2667】イメージワンが急伸、3Q累計は13%営業減益も売り上げ拡大を好感された【1429】日本アクアや弘塑科技と資本業務提携を発表した【6266】タツモ一時ストップ高の大幅上昇となった。その他、【6079】エナリス、【3842】ネクストジェン、【2138】クルーズなどの上昇も目立っている。
日経平均は反落も直近の上昇を考えれば仕方のないことだと思う。ただ、年末へ向けての先高期待は高い。ジリ安局面では様子を見つつも急落局面がくるような展開があれば積極的な押し目狙い!年末へ向け安値はしっかり仕込んでいきたいところだ。