本日の日経平均株価は254円安と3日続落。後場の動きとしては寄り付きこそ買いが先行したものの、一巡後は再度ジリ安展開となり引けにかけては本日の安値を更新。なんとか節目の1万9000円台はキープしての終了となった。業種別では、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、水産・農林業などが値上がり率上位に。一方、ゴム製品、その他金融業、精密機器、小売業などが値下がり率上位となった。
個別では、首相HPにサイバー攻撃の可能性と伝わりセキュリティ関連の一角【3356】テリロジーが急伸ストップ高まで上昇したほか、四季報先取りで取り上げられた【2708】久世。鹿児島大学と共同研究契約を締結を発表した【6264】マルマエなどがストップ高に。また、後場からはもみ合い上放れの【2183】リニカル、先日発表した株式分割など材料視か【7636】ハンズマンなどが後場一段高。一方、直近の上昇からの過熱感を警戒からか【9478】SEホールディングス。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2800円→2300円に引き下げられた【5101】横浜ゴムなどが大幅安となった。
いよいよ明日はメジャーSQ。動きとしては今晩の海外次第の地合いではあるが、直近1,000円近く下げ調整もそろそろといったところ。来週にはFOMC控えてはいるが米市場も連日の下げから大分利上げ前の調整は済んでいる可能性もあり、明日のSQ値が相場の転換点になることに期待してみたい。