本日の日経平均株価は347円安と大幅反落と。ただ、後場は中国・上海総合指数が一段高したことなどから下げ幅を縮小する流れとなった。業種別では、33業種が全てが下落。特に鉱業、証券商品先物、石油石炭製品、機械などがキツイ下げとなった。
個別では、太陽光発電所建設工事の大型案件を受注したと発表した【1789】山加電業が後場ストップ高の急伸となったほか、直近IPOの【1435】インベスターズクラウドも後場に短期資金集まりストップ高まで上昇。また、直近新値更新が続く材料豊富な【4667】アイサンテクノロジー、東海東京証券で新規に買い推奨で2450円目標の【4109】ステラケミファなどが後場一段高となった。
さすがにやや売られ過ぎ感が意識されたほか、中国・上海総合指数が一段高など、日経平均は後場下げ幅を縮小。まだ安心できる強い反発となったわけではないが材料株、中小型株人気は継続し、相場全体的にはそれ程酷い総悲観はないようにも思える。FOMCの結果前、再度の突っ込み安値更新には警戒も現状はやや強気の押し目狙い。材料株・中小型株への短期値幅取り狙いのスタンスは継続でいきたい。