前場の日経平均株価は69円高と5日ぶり反発。欧米株安を背景に売り先行で始まるも、その後は中国人民銀行が人民元基準値を元高方向に設定、円安・ドル高が進行し日経平均はプラス転換。一時は200円高超まで上昇もその後再度マイナス転換する場面もあったが引けにかけては持ち直し小幅高に。主力は小幅にだが幅広い銘柄が上昇。業種別では、ゴム製品、機械、パルプ・紙、輸送用機器などが値上がり率上位に。一方、海運業、建設業、電気・ガス業、小売業などが値下がり率上位となった。
個別では、ゴールドマンサックスが新規「買い」でカバレッジ開始とのバイオ関連の【4978】リプロセル、これといった材料は確認できないが【3691】リアルワールドがストップ高に。フィンテック?また、NC-6004ナノプラチンの治験計画届書を提出を材料視された【4571】ナノキャリアが一時急伸したほか、引き続きフィンテック関連から【3778】さくらインターネット、【3853】インフォテリア、ドローン関連から【2303】ドーンなど急伸も目立っている。
さすがに一旦の売られ過ぎ感もあり反発。短期的なリバウンドは想定済み、今日に関しては週末要因、今晩の雇用統計控えてる引き続き先物動向引き続き注視。テーマ株、中小型株への物色は旺盛なのでこちらで引き続き値幅をとりつつ、そろそろ主力の押し目狙いも打診程度に。