本日の日経平均株価は474円安と大幅反落。後場は2015年9月29日以来、約3カ月半ぶりに一時1万7000円の心理的節目を割れ(前日比771円安)を付けたものの、その後は上海総合指数の切り返しを受け日経平均も引けにかけ急速に下げ幅を縮小。業種別では、全33業種全てが下落、値下がり上位には鉱業、卸売業、医薬品、機械などが並んだ。
個別では、前日に東海東京調査センターが目標株価を引き上げた【4047】関東電化工業が続伸したほか、同じく東海東京調査センターが格上げ発表した【8424】芙蓉総合リースも上昇。また、前日発表された決算を好感され【3048】ビックカメラ、【2337】いちごグループHD、【3177】ありがとうサービスなども買い優勢に。その他、新規でフィンッテック関連と噂の【8423】アクリーティブがストップ高、フィンテック領域の研究開発を行う「FinTech Lab」の新設を発表した【3688】VOYAGE GROUPの上昇も目立った。
テーマ株では、フィンテック関連、【3778】さくらインターネット、【2315】SJI、【3807】フィスコ、【6634】ネクスグループが人気。ドローン関連からは【2303】ドーン、【8226】理経に資金が集まった。
日経平均は一時心理的な節目の1万7000円を割れるも思ったより下に走らず。その後急速に戻すところを見ると一旦の底打ちの可能性はあるが前日のようなパターンもあり依然要警戒しておいたほうが良さそうだ。中国不安のほか、原油価格の下落、30ドル割れも近くあると思われ。継続して短期売買をメイン。突っ込み買い吹き値売りをスタンスで!