本日の日経平均株価は225円安と4日続落。後場も為替の円高が重しとなり売り優勢、週末の手仕舞い売りも圧力もあり一時は本日安値を更新する場面もあったが円高一服、終盤にかけやや円安に振れたことをきっかけに下げ幅を縮小した。業種別では、石油石炭製品、精密機器、海運業、非鉄金属が値上がり率上位に。一方、不動産業、その他金融業、証券商品先物、銀行業などが値下がり率上位となった。
個別では、米ファンドのダルトン・インベストメンツ・エルエルシーの大量保有が伝わった【6836】ぷらっとホームやインバウンド対応翻訳システムのグルくる材料視の【2479】ジェイテックが連日のストップ高となったほか、ゲーム関連、前日発表の第2四半期決算好感の【3632】グリー、第3四半期スマホ向け新規ゲームが好調で通期進捗率95%を達成の【9684】スクウェアエニックスなどが大幅高となった。
また、テーマ株では後場から自動運転関連の一角【3663】アートスパークが引けにかけ一時ストップ高の急伸。ZMP上場の思惑のある【8462】FVCも一時10%超の急伸をする場面もあった。そしてフィンテック関連から直近信用規制が重石となり急落した【3853】インフォテリアが本日が堅調な推移に。
後は今晩の米1月雇用統計待ち。これを受けての来週の相場がまずは一旦落ち着く流れとなるか注目したい。また、本日引け後に発表のあった【7203】トヨタ、週明け株価がどのような反応するかにも注目が集まる。