本日の日経平均は218円安と大幅反落。後場の日経平均は後場寄りから先物への売り仕掛け的な動きから急落。一時400円超安を付け、その後は大引けかけてやや買い戻しは入るも戻りは限定的となった。業種別では、情報・通信業、海運業、空運業が値上がり率上位になり、一方で、鉱業、石油石炭製品、医薬品が値下がり率上位となった。
個別では、個別では、自社開発のアトピー性皮膚炎治療薬の国内第3相臨床試験が終了したと発表。アトピー性皮膚炎治療薬の開発が順調に進んでおり、製品化にメドがついたことを好感され【4563】アンジェスMG。PBR0.8倍、配当利回り面などを評価か【3054】ハイパー。株式分割を好感された【3918】PCIホールディングスなどがストップ高となったほか、2部上場を記念した増配を発表の【6093】エスクローAJ、1月度売上高を好感された【2124】ジェイエイシーリクルートメント、一時期3dプリンター関連として賑わった【4229】群栄化学工業は自社株買いを好感され大幅高となった。
テーマ株からは自動運転関連の【3663】アートスパークが後場一段高となったほか、引けにかけて5関連の【3852】サイバーコムを筆頭に【3842】ネクストジェン、【6778】アルチザネットワークス、【7587】パルテックなど関連銘柄が軒並み急伸となった。
再度地合いの悪化から個人のマインドも悪化すると思われたが材料株、好決算銘柄、テーマ株などの中小型株物色人気は継続しているようだ。明日も引き続きこれらを中心に短期売買メインの立ち回り。また、日経平均が再度急落するような場面では3月配当を狙った高利回りの株なども狙うのも悪くないと思う。