前場の日経平均は92円高と反発。先週末の欧米株安、円高をを背景に朝方は売り先行も押し目買いから切り返しプラス転換。その後は先物主導で上げ幅を拡大するも一巡後は上値重く伸び悩む展開となっている。業種別では、空運業、水産・農林業、食料品が値上がり率上位に。一方で、鉱業、鉄鋼、電気・ガス業が値下がり率上位となっている。
個別では、一般労働者派遣事業及び有料職業紹介事業を展開するサポタントの全株式を取得し子会社化すると発表した【9685】KYCOMホールディングスや米国子会社を通じて、VCであるVR FUNDに出資すると発表した【3903】gumiがVR/AR関連としての位置付けが高まるなどを期待にストップ高。また、三菱UFJモルガン・スタンレーが投資判断を格上げ目標株価も530円から960円に引き上げた【4680】ラウンドワンやみずほ証券が格上げ、目標株価2510円から2660円に引き上げの【4739】伊藤忠テクノソリューションズなどが買い優勢となっている。
人気のテーマ株からはIoT関連として物色継続の【6836】ぷらっとホームが値を飛ばしストップ高。フィンテック関連の【3853】インフォテリア、【3778】さくらインターネットが買い優勢。先週注目に挙げたAR・VR関連から【4312】サイバネット、5G関連の【3852】サイバーコムがストップ高などこちらの人気も継続している。また、本日はドローン関連の【2303】ドーンの急伸をきっかけにしてか軒並みドローン関連の上昇も目立っている。