前場の日経平均株価は267円安と大幅3日続落。前日の欧米株安のほか、円高が重しとなり寄り付きから売りが先行、その後も原油相場の弱含みや中国・上海総合指数の下落も重しとなり下げ幅を拡大。今晩のECB理事会など見極めたい動きもあり積極的に押し目を拾う動きとはなっていない状況だ。
個別では、【6663】太洋工業の布上に金属回路を形成する技術を引き続き材料視。一旦の調整を挟み再上昇。一時ストップ高の急伸となっているほか、中日貿易発展に向けて中国社などと三社間合意の発表から【8256】プロルート丸光やiPS細胞作製技術に関する改良特許が日本で特許査定を受けたと発表の【2372】アイロムグループなども大幅上昇。また、金庫関連の【7986】日本アイ・エス・ケイ、【7997】くろがね工作所も人気を集める。
人気のテーマからは前日に続きドローン関連、【6888】アクモス、【6314】石井工作研究所、【2303】ドーンなどが一時急伸したほか、自動運転関連【3663】アートスパーク、【4667】アイサンテクノなどが反発となっている。
