前場の日経平均株価は6円安と小反落。ベルギーでの連続爆破テロの影響は限定的となり、円高の一服から朝方は買いが先行した。一時は前日比93円53銭高の1万7142円08銭まで上昇したが、その後は手掛かり材料不足から徐々に利益確定売りに押された。業種別では、鉄鋼、保険業、医薬品などが値上がり率上位に。一方で、機械、卸売業、情報・通信業が値下がり率上位となっている。
個別では、iPadを活用したSaaS型POSシステム「ユビレジ」の開発・提供を行うユビレジと業務提携を発表した【3082】きちりや東証1部に指定替えの【1726】ビーアールホールディングス。3月既存店売上高5カ月ぶり増となった【7448】ジーンズメイトなどがストップ高に。また、仕手性の強い銘柄として有名な【2666】オートウェーブ、直近IPOの【3932】アカツキ、空中表示技術に関する特許権を取得の【2438】アスカネットなどが急伸、大幅高となっている。
人気のテーマ株からは自動運転の一角【4667】アイサンテクノロジーや【3663】アートスパーク、【3724】ブリサーブなどが人気を集め一時大幅上昇。また、セキュリティ関連の【3692】FFRI、【3356】テリロジー、【3857】ラック。民泊関連の【8909】シノケンG、【8889】アパマンショップ、【3457】ハウスドゥなどの上昇も目立っていた。
