本日の日経平均131円高と続伸。後場は一時上げ幅縮小からマイナス転換、売り一巡後再度プラス圏に浮上と方向感を欠く展開となった。売買代金は2兆円割れ。業種別では、医薬品、海運業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に。一方で、鉱業、石油石炭製品、保険業などが値下がり率上位となった。
個別では、高速道路の最高速度引き上げを材料視されている【7217】テインが先週末に続きストップ高となったほか、【7744】ノーリツ鋼機は、子会社のNKリレーションズが、胎児遺伝子検査サービスを手掛けるGeneTechの株式を取得し子会社化すると発表。これを材料視されてストップ高に。また、株式分割を材料に【3666】テクノスジャパン。スマートフォン向けアプリ「デジモンリンクス」の滑り出し好調を受け【2138】クルーズが買われた。前葉引け後に、米ソフトウエア企業のCData Softwareと事業提携すると発表した【3853】インフォテリア(フィンテック関連)は後場急伸。
その他、前場好調だったバイオ関連。【4565】そーせい、【4587】ペプチドリーム、【4594】グリーンペプタイド、【4875】メディシノバ、【4528】小野薬品など、やや上げ幅を縮める銘柄もあったがほぼ高値圏を維持し、明日以降の資金流入にも期待が集まる状況だ。