本日の日経平均株価は30円安と小幅反落。後場の日経平均は寄り付き直後に売り優勢となり、一時は1万7000円台割れ。その後は下げ幅を縮小するも手掛かり材料不足、今晩控えるイエレン米連邦準備理事会(FRB)の講演、週末へかけて3月米雇用統計などイベントを控えることも影響したか買い手控えムードとなった。業種別では、不動産業、小売業、その他金融業が値上がり率上位に。一方で、鉱業、空輸業、医薬品が値下がり率上位となった。
個別では、アスラポートとの資本業務提携や北海道新幹線の開業効果などが期待材料の【3370】フジタコーポが3日連続のストップ高。直近のバイオ関連の人気に乗り【4572】カルナバイオや子会社がiPhoneのロック解除に成功を材料に直近急騰を見せた【6736】サン電子などが後場一段高のストップ高を見せた。また、子会社のアドテックがシステム開発ソリューションを提供開始を発表し、【6840】AKIBAホールディングス後場急伸。ドローン関連の【2303】ドーンや一部特定資金の介入などの思惑のある【8704】トレイダーズなども後場一段高に。