前場の日経平均11円高と3日ぶり小幅反発。寄り付きは前日のADP雇用統計を好感された米株上昇を背景に買いが先行も徐々に上げ幅を縮小し、一時マイナス転換。明日控える本番の米雇用統計や日銀短観、中国製造業PMIなどを控え利益確定売り、様子見ムードが強い状況となっている。
個別では、アスラポートと業務資本提携から人気化している【3370】フジタコーポが5日連続のストップ高。【3668】コロプラによる完全子会社化を目的とした公開買付けが買い材料視の【3815】エイティングや【7844】マーベラスと共同開発し、人気のスマートフォンゲーム「剣と魔法のログレス いにしえの女神」の中国配信決定から【3911】Aimingなどもストップ高に。また、直近高値更新から勢いに乗るバイオ関連の一角【4594】グリーンペプタイド。前日引け後に上方修正発表の【8836】RISE。男性用スカルプトータルケア製品の一般販売開始の【4571】ナノキャリアなどが大幅上昇となっている。
人気のテーマ株からは民泊関連。訪日外国人数の2020年政府目標を受けて関連銘柄が軒並み上昇。特に【8889】アパマンショップ、【1435】インベスターズクラウド、【3300】AMBITION、【3457】ハウスドゥなどの上昇が目立っている。
後場は明日の重要イベントを控え様子見ムードが継続。値動きも小幅なもみ合いとなる可能性が濃厚。テーマや中小型株をメインにした短期売買の流れも変わらないかと思う。
