本日の日経平均株価は598円高の大幅反発。後場は寄りこそ戻り売りからやや売り優勢で始まったものの、その後は堅調推移。大引けにかけては徐々に上げ幅を広げ高値更新。1万6900円台を回復する場面もあった。業種別では前場同様に33業種全てが上昇し、銀行業、海運業、保険業などが値上がり率上位となった。
個別では、復興関連の【1730】麻生フオームクリートが3日連続のストップ高となったほか、サポイン支援事業の成果を国際学会で発表を材料視された【4586】メドレックスがストップ高。また、みずほ銀行などとビッグデータ利活用の実証実験開始の【3905】データセクションが一時ストップ高の急伸となった。その他、業績の上方修正から【1967】ヤマト、業務提携先のAI insideと資本提携契約を締結の【3323】レカムが大幅上昇。一方で、前期業績の計画下振れなど嫌気され前日ストップ安の【4317】レイが本日も10%超の大幅安となった。
テーマ株では引き続きバイオ株、特に【4565】そーせい中心賑わったほか、越境EC関連、こちらは【6176】ブランジスタを中心にその関連の一角が賑わう展開となった。
明日は今日の大幅上昇からさすがに上昇一服かと思ったが先物では既に1万7000円台を回復。今晩の欧米市場にはよるが明日も全体的にバブル継続の可能性も十分にありえそうだ。