前場の日経平均株価は16円安と小幅反落。前日の米市場が4日ぶり反落したことを受け売りが先行、直近連日の大幅上昇からの反動や週末要因なども意識。寄り付き直後には171円安まで下げ幅を広げる場面もあったが、売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮小、一時プラス転換する場面もあった。業種別では、保険業、不動産業、銀行業が値上がり率上位に。一方で、その他製品、電気・ガス業、小売業などが値下がり率上位となった。
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後場は週末要因を意識。週明け日銀会合での追加緩和期待はあるものの、先物への仕掛け売りなどには要警戒だ。