本日の日経平均株価は40円安と6営業日続落。後場は、今晩の米4月雇用統計、週末要因など意識され後場中盤までは方向感に欠く展開が続いたが大引けにかけ買い戻しが入り下げ幅を縮小した。業種別では、空運業、輸送用機器、水産・農林業が値上がり上位に。一方で、鉱業、鉄鋼、証券商品先物が値下がり上位となった。
個別では、17年3月期は2ケタ増収増益の見通しの【7575】日本ライフラインや前期営業益27%増の8億円に上振れと報じられた【6032】インターワークスがストップ高。また、連休前の流れを継続【3814】アルファクスが3営業日、【3264】アスコットが5営業日連続のストップ高となった。その他、ゲーム関連の【3928】マイネットや人口知能(AI)、越境ECのテーマの一角でもある【3674】オークファンなどが後場一段高となった。
テーマ株、新興は本日お祭りムードだった。バイオ関連、人口知能(AI)関連、越境EC関連に絡む銘柄。新興市場人気の成長株が軒並み上昇。完全に個人の物色は東証一部の主力は無視の新興市場へ。
為替相場への警戒感、企業業績への不安など、主力は引き続き買う要素乏しい状況。もうしばらく個人主導による新興市場の祭りが継続しそうだ。また、来週は5月限オプションSQ(13日)控え相場全体的にボラティリティの高い相場展開となる可能性も高そうだ。