本日の日経平均株価は54円高と反発。後場の日経平均は後場寄りこそ買い先行もその後やや円高に振れ、これがきっかけとなり利益確定売りに押され上げ幅を縮小、一時はマイナス圏に沈む場面もあり急速の伸び悩んだ。業種別では、非鉄金属、機械、鉄鋼が値上がり上位に。一方で、ゴム製品、石油石炭製品、空輸業が値下がり上位に。
個別では、決算好感、自社株買いを実施の【1968】太平電業や今期経常は黒字見通しの【6836】ぷらっとホームがストップ高となったほか、今期の増益、大幅増配の【7517】黒田電気。野村證券が強気判断、レーティング「Neutral」→「Buy」目標株価3050円→3300円へ増額を好感された【6845】アズビルなどが10%超の大幅高となった。その他、大幅増益見通し、大幅増配好感の【6986】双葉電子工業、今期業績見通しや自社株買いを評価の【5802】住友電気工業などの上昇も目立った。
個人に人気のテーマ株などは一部の決算好感、材料好感されている銘柄除いては【4565】そーせいグループ、【6176】ブランジスタの急落の影響などからほぼ後場に急落と厳しい状況だった。
マザーズ市場など新興は直近のバブル相場から流れが変わった可能性あり明日も要警戒。既に追証も結構発生している模様だ。物色は好決算、材料株中心。新興はマザーズ市場の急落を受けやや手掛けづらい状況となりそうだが、このような状況な時に逆行高するような新興銘柄は特に要チェック!