前場の日経平均株価は251円高と大幅反発。前日の米市場が6日ぶり反発したほか、円高の一服、連日の急ピッチな下げの反動から買い戻し優勢の展開となり、主力大型株中心に幅広い銘柄へ買い戻しの動きとなっている。
個別では、直近IPOの【3541】農業総合研究所や新作ゲーム「Project OK(仮)」の共同開発に着手、マイネットと業務提携など複数の材料を好感されている【3664】モブキャストがストップ高買い気配に。また、決算好感の【3744】サイオスクテクノやスマホ向け高速動画配信技術を開発の【4824】メディアシークなどもストップ高となった。
その他、ドローン関連の一角【6314】石井工作研究所、【6888】アクモスのほか、LINE関連の一角の【6026】GMO TECH、有機EL関連の【6384】昭和真空などの上昇も目立っている。
相場全体に一旦は落ち着いた感じだが今日でセリクラとなるかは疑問が残るところ。来週の英国のEU(欧州連合)離脱を問う国民投票の結果を見極めるまでは短期売買に徹したほうがいいかと思う。