本日の日経平均株価103円安と反落。後場は円高の一服受け寄り付きから買いが先行、断続的な買いが入り下げ幅を縮小。一時は前日終値付近まで下げ幅を縮めたものの後場中盤以降は再度売りに押され戻りは限定的となった。業種別では値上がりは情報・通信業、鉱業の2業種のみ。
個別では、直近IPOの【6195】ホープや強気の中期経営計画への期待再燃の【6656】インスペック。日東工業と「屋外IoT・監視システムボックス」を共同発表した【6836】ぷらっとホームなどがストップ高。また。DNA抽出キット「TBONE EX KIT」に関してマレーシアおよびバングラデシュの企業2社と販売代理店契約を結んだと発表した【2397】DNAチップ研究所も一時ストップ高まで買われる場面があった。
そのほか、後場からはOakキャピタルによる事業再生支援が材料の【6721】ウインテストが一段高。値動き軽く仕手性の強い【2321】ソフトフロント、【2307】クロスキャットなども大幅高と人気を集めた。
EU離脱の賛否を問う国民投票を23日に控え、直近の連騰からの一旦の利益確定売りの流れは当然。明日も引き続き国民投票の結果待ちからやや不安定な相場環境が予想される。明日に関しては今日以上に下手に手は出さず結果が出る判明、欧米市場の動きを見るまでは静観しておくのが得策かと思う。