前場の日経平均株価は220円高と3日続伸。前日の欧米株上昇を背景に買いが先行、買い一巡後は戻り売りに押され上げ幅を縮小するも、その後は再度持ち直し1万5500円台を回復。幅広い銘柄が買い戻しの動きとなった。
個別では、AIなどの製品化に向けた開発・実証実験開始を発表した【3913】sMedioや値動き軽く仕手性の強い小型株の【3536】アクサスホールディングスなどがストップ高。また、ジカウイルスのワクチン開発に関し米社と基本契約の【4585】UMNファーマや上場廃止の猶予期間から解除の【6314】石井工作研究所などが一時ストップ高の大幅高となった。また、テーマ株。越境EC関連【3134】Hamee、【6081】アライドアーキテクツが買われてるほか、期待の成長株【3653】モルフォも調整一巡買い戻しの動きとなっている。
後場は前場回復した1万5500円台を維持できるか注目。戻り売り圧力は強く、英国のEU離脱からの不透明もある現状変わらずと考えればここからの深追いは極力注意しておきたい。