本日の日経平均株価は290円安と続落。後場の日経平均は円高一服受け買戻しが入り下げ幅を縮小したものの、戻りは限定的。日銀によるETF買いなどが指摘された。業種別では、水産・農林業、パルプ・紙、食料品、陸運の4業種のみの値上がり。一方で、その他金融業、ゴム製品、証券商品先物などが値下がり上位となった。
個別では、株価3桁への物色が直近目立つが本日は【4833】ぱどが前場急伸、後場寄り直後にストップ高。また、正午に第3四半期決算発表の【7818】トランザクションも決算内容好感され後場ストップ高となったほか、【3744】サイオステクノロジーは後場一時ストップ高の大幅高に。
その他、前日決算、今期も大幅増益見通しの【2792】ハニーズ。SMBC日興証券が投資評価は「1」。目標株価を3,770円→3,970円へ引き上げた【2809】キューピーなども大幅高の逆行高となった。一方で、第三相試験失敗の【4563】アンジェスMGがストップ安。こちらもNK105の3相試験失敗の【4571】ナノキャリアも大幅安となった。
明日もSQ前の仕掛け的な売り、週末の米雇用統計への警戒もあり乱高下警戒。円高も再び進行、最悪100円割れも視野に短期売買メ中心に。本日の急落の押し目で拾った銘柄など現在利益が乗っている銘柄は週末前に利食いも検討。最悪、今週、週明け以降の日経平均1万5000円割れも想定しておいたほうがいいかと思う。