前場の日経平均株価は35円安と3日続落。前日の米市場は上昇したものの、英国のEU離脱を巡る懸念材料から、円高への警戒感が高まり日経平均は売りが先行。一巡後はプラスに転じる場面もあったが再び売りに押されマイナス圏へ転落した。
個別では、AWSコンサルティングパートナー認定を好感された【4783】日本コンピュータ・ダイナミクスや前日からの注目銘柄でもある「スクフェス」の大型アップデートからのゲームランキング連日の1位「ラブライブサンシャイン」人気への高まりから【3656】KLABなどがストップ高。また、子会社がエムログのクラウド型テレマティクスサービス開発の【3798】ULSグループ、フュージョンが同株式40%取得した【4779】ソフトブレーン、マグネ空気電池を本格事業化の報道が出た【5121】藤倉ゴムなどが一時ストップ高を付けた。
後場は明日のSQ、雇用統計控え積極的な買いは期待できないと思われこう着感の強い相場展開を想定。引き続き寝動きの軽い中小型へ値幅取りの資金が向かう可能性が高いと思う。