本日の日経平均は225円高の6日続伸。後場は一段高と利益確定売りや戻り待ちの売りなどに上値を押さえられる場面もあったが、全体の相場を牽引する【7974】任天堂の一段高、根強い政策期待などから買い優勢となった。業種別では、その他製品、海運業、パルプ・紙などが値上がり上位に。一方で、情報・通信業、その他金融業、ゴム製品など値下がりした。
個別では、任天堂関連を除くと中小型株の一角【9425】日本テレホンや【3370】フジタコープ、黒字浮上の【7608】エスケイジャパンがストップ高。また、電力自由化関連、新サービス開始の【9517】イーレックスや東海東京調査センターが強気判断の【9697】カプコン、野村證券が高評価の【4587】ペプチドリームなどが大幅高となった。
政策期待、日銀の金融政策決定会合に対する期待感から月末までは比較的強い動きとなりそうだが、目先の調整はいつきてもおかしくない状況かと思う。明日もポケモンGOの人気化を手掛かりに物色が継続する可能性が高く関連銘柄の動きは注目しておきたい。