本日の日経平均株価は182円安と反落。後場は一段安と前場の地合いを引き継ぎ売うりが先行、しばらくもみ合った後にや為替がやや円高に振れたことをきっかけに下げ幅を拡大。引けにかけ下げ渋るも週末要因からのポジション整理の売りなども重しとなり戻りは限定的となった。業種別では、金属製品、医薬品、情報・通信業が値上がり上位に。一方で、海運業、空運業、証券商品先物などが下がり上位となった。
個別では、「ポケモンGO」の日本での配信を受け関連銘柄が軒並み上昇したが、後場に入り【7552】ハピネットがストップ高となったほか、ポケモンGOはGPSの位置情報を使うことから電池の消耗が激しいという理由から電池関連【6955】FDKに短期資金集まりこちらもストップ高まで急伸。同じく充電、モバイルバッテリーの人気の思惑から【6750】エレコム、【6916】アイ・オー・データなども一段高に。本日の注目銘柄でもある越境EC関連、モバイルバッテリー関連としての側面ある【3134】Hameeもマイナス圏から大きく切り返した。
他には前日同様、カジノ関連、【3625】テックファーム、【6428】オーイズミ、【1418】インターライフ、【7997】くろがね工作所や電線地中化関連【5287】イトーヨーギョーなどの上昇も目立った。
週明けはいよいよFOMCや日銀会合を控える。日銀会合までは様子見で上値が重くも緩和期待から底堅く推移展開か。こう着感の強い展開から引き続き任ポケモンGOからの任天堂関連、連日好調だったカジノ関連、本日上昇の目立った銘柄や決算を睨みの個別物色の流れになるかと思う。