本日の日経平均株価は50円安と小反落。後場は売りが先行し、マイナス圏からのスタートするとその後下げ幅を拡大し、一時前場の安値を更新。その後は再度下げ幅縮小も買いは続かず、引けにかけ改めて売りな直された。東証1部の出来高は今年最低で、売買代金は今年2番目の低水準となった。
個別では、先週末の決算好感から【3150】グリムス、【3937】AWSホールディングスがストップ高。また、メキシコ子会社がバヒオ銀行とスーパーソルガム事業支援で合意との発表から【6636】sol Holdingsが後場一段高。アリババ好調が追い風となり【9984】ソフトバンクが大幅高で指数を牽引した。その他、鴻海の出資完了から【6753】シャープが大幅続伸、アナリストの強気評価を好感から【3938】LINEも大きく買われた。
夏季休暇から閑散相場。相場全体の値動きも乏しくなっている状況。目先、日経平均は材料不足から上値も重く物色は中小型株、決算、材料株中心。主力やや手掛けづらく今後は大型株からジャスダックやマザーズなど新興株に再び資金が流れ込む可能性が出てきていると思う。