本日の日経平均株価は52円高と小幅続伸。後場は狭いレンジでのもみ合い。手掛かり材料に欠け、週末控えるジャクソン・ホール会議待ちも意識されている模様。商いも薄く、東証1部出来高は約14億株と今年2番目の低水準となった。業種別では、その他製品、陸運業、建設業が値上がり上位に。一方で、水産・農林業、鉱業が値下がり上位となった。
個別では、仕手性強く、値動き軽い【7608】エスケイジャパンや【6658】シライ電子工業が後場急伸しストップ高。また、直近ボロ株の【3777】ジオネクストが物色されていたがこちらに資金移動か?【3390】INESTが大幅上昇。その他、越境EC関連の【3195】ジェネパ買われ、前場から物色傾向の強かったフィンテック・仮想通貨関連から【8704】トレイダーズホールディングスが後場一段高に。やはりこう着感の強い相場からは値動き軽い銘柄への物色が目立った印象だ。
明日も為替睨みつつのこう着感の強い相場展開。全体相場的にはしばらくは様子見ムード。値動き軽いところへの資金流入からの乱高下、一部テーマ株などがメインの物色の流れになるかと思われる。