前場の日経平均株価は5円高と小幅続伸。前日の米市場が上昇もやや円高に振れていることなどから売りが先行。ただ、売り一巡後は日銀によるETF買い期待のほか、為替が再び円安に傾き1ドル102円への動きを好感。買い戻しが入りプラス圏に浮上した。
個別では、大腸がん幹細胞を抑制する新規化合物を創出の【4572】カルナバイオや医療機器の製造販売承認取得を引き続き材料視の【6338】タカトリが連日のストップ高。また、欧州でOBP-601の製造方法に関する特許査定を受けたと発表の【4588】オンコリスバイオファーマや仕手性強く値動き軽い小型株【6658】シライ電子などの上昇も目立った。
後場はいつも通り手掛かり材料不足からの上値の重い展開を想定。前場も上昇が目立っていた材料株、中小型株狙いは変わらずと見ていいかと思う。