前場の日経平均は111円安と反落。前日の米市場は上昇も、8月ISM非製造業景況指数などの経済指標悪化から為替相場は1ドル=101円台前半まで円高が進行。これを嫌気した動きがから売りが先行した。ただ、売り一巡後は日銀によるETF買い思惑を背景に下げ渋っている。
個別では、スマホゲーム「THE NEW GATE」事前登録開始の【9467】アルファポリスや住友化学が子会社化の【4080】田中化学研究所がストップ高。また、上昇一服となっていた【2354】安川情報システム、【6177】AppBankなどが急伸したほか、中小型株の一角、越境ECの【3195】ジェネパ、KDDIと業務提携の【6079】エナリス、リチウムイオン電池の【6619】ダブルスコープなどの上昇も目立っている。
後場は日銀によるETF買いを思惑に底堅い展開が継続するとは思われるが、ややインパクトに欠けるような動きになるようだと売り仕掛け的な動きに発展する可能性もあり注意しておきたい。物色は引き続き中小型株狙いを中心に。