本日の日経平均株価は228円高と大幅反発。後場は引き続き、原油減産合意受けた米国株上昇、為替の円安・ドル高進行からの好地合いが継続し一時前場を更新。大引けにかけやや伸び悩んだ。業種別では、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品が値上がり上位に。一夫で、空運業、水産・農林業、陸運業が値下がり上位となった。
個別では、ブロックチェーン金融のQUOINE株式会社との業務・資本提携を発表した【3798】ULSグループやARM Limitedとパートナー契約を締結の【4726】ソフトバンク・テクノロジーがストップ高となったほか、セキュリティサービス｢SiteLock｣を提供開始を好感の【3788】GMOクラウドが一時ストップ高の大幅高に。
また、値動き軽く個人に人気の高い中小型株の一角【2354】安川情報システムが後場一段高でストップ高まで買われたほか、調整一巡【6079】エナリス、VR関連【3904】カヤック、【3909】ショーケースティービーなども人気を集めた。その他、ミネベアと資本業務提携から【6924】岩崎電気が後場急伸となった。
直近、弱い印象だった日経平均だがOPECの予想外の減産合意で大幅反発。買い戻し中心となったがこれが継続するかはやや疑問が残るところ。今のところは引き続き様子を見つつ、資金が集まりやすいテーマ株、材料株、個人に人気の中小型株で短期売買のスタンスで問題ないかと思う。
