本日の日経平均株価は164円高と反発。後場は上げ幅を縮小と、約1ヶ月ぶりに1万7000円回復も戻り待ち売り、利益確定売りに押され伸び悩むも節目1万7000円台は維持した。業種別では、鉱業、石油石炭製品、海運業が値上がり上位に。一方で、空運業、その他金融業、鉄鋼などが値下がり上位となった。
個別では、16年8月期決算上振れの【4728】トーセや小型・低損失を実現した音叉型水晶振動子を販売開始、量産を開始の【6666】リバーエレテックがストップ高に。また、上方修正の【8175】ベスト電器、1000度でも耐える炭素材料を開発と伝わった【5310】東洋炭素などの上昇も目立った。全体的な印象では材料株、仕手株関連が賑わった印象が強い。
日経平均は1ヶ月ぶりに1万7000円回復もやはりここからの一段高は新たな新規材料がないとやや厳しい印象。目先は本日賑わったマグネシウム関連や値動き軽い仕手株系を狙うのが無難なところだと思う。