本日の日経平均株価は307円安と大幅反落。後場は一段安と米大統領選への不透明感からのリスク回避の動きが継続。引けにかけては下げ渋り、日銀によるETF買いなども意識されてはいたが、今晩控えるFOMC、祝日前ということもあり様子見ムードから戻りは限定的に。
個別では、カジノ関連の低位株、値動きの軽さなどから投機資金が流入ストップ高まで買われたほか、小田急電鉄との業務提携を手掛かり材料に直近上昇が目立つ【3192】白鳩もストップ高に。また、TPP関連の一部出遅れなどと伝わった【6334】明治機械、一部特定資金による仕掛けの噂が出た【7612】Nuts(旧コモンウェルス)などが急伸、大幅高となった。
明日は祝日で休場だが祝日明けは米雇用統計控え、また週明けには米大統領選を控えてるだけに本日同様不安定な相場展開が想定される。目先はもう一段安を警戒し、米大統領選を通過するまでは下手に手を出さず、短期売買のスタンスに徹するのが一番無難なところかと思う。