前場の日経平均株価は78円安と続落。前日の米市場まちまちの動きのなか、円高重し売りが先行も売り一巡後は根強い先高期待などから下げ渋る。主力の輸出関連など売られるなか、新興市場は比較的良好な相場といった印象で直近人気のテーマ株などの上昇がやはり目立っている印象だ。
個別では、分割発表の【2163】アルトナーや新免震システム発売のほか本日人気化の5G関連として【6944】アイレックス。上方修正の【7847】グラファイトデザイン、決算&自社株買い好感の【8886】ウッドフレンズなどがストップ高。
また、月次好感の【3547】串カツ田中、人工知能(AI)関連、前日ストップ高の【6031】サイジニア、前日に液晶パネル合弁会社の上場との一部報道のあがった【6753】シャープなどの上昇も目立ってる。
注目にあげている小池都知事が携帯電話の回収に注力から人気化した直近IPOの【3556】リネットジャパンは売り先行もプラス圏浮上し、依然人気は高いと思う。引き続き注目、後場更に一段高の可能性も。
個別はともかく全体的には後場は様子見。短期値幅取り継続し、押し目買いをするにも狙いは絞って。好業績、3月権利取りの銘柄をそろそろ意識。優待+高配当銘柄などが無難なところかと思う。