前場の日経平均株価は171円安と大幅反落。 前日の米市場は上昇も1ドル114円台の円高が重しに。米トランプ次期大統領の記者会見では具体的な経済政策への言及なく失望売りに繋がった。売り一巡後は日銀によるETF買いなども意識され下げ幅縮小も戻りは限定的。
個別では、前日決算で黒字転換の【3189】ANAPやタイ財閥大手のチャロン・ポカパン(CP)グループと19年に中国に合弁会社設立を引き続き材料視の【1383】ベルグアースがストップ高。また、先程書いた【2438】アスカネットも再度ストップ高に。
次世代航空機のエンジン基幹部品に炭化ケイ素(SiC)繊維を供給報道から人気化の【5302】日本カーボン、NVIDIA関連として注目集める【6840】AKIBAホールディングス、人口知能(AI)関連で個人に人気の【3655】ブレインパッドなどの上昇も目立っている。
物色傾向は材料株、そして中小型株メイン。トランプ相場の一旦終了の可能性あり一旦は様子見。トランプ就任式通過までは短期売買中心が良いかと思うが、今日からの下落。3月高配当・優待権利取りへ向けての絶好の仕込み場になる可能性も。