前場の日経平均株価は99円高と反発。前日の米市場は反落したものの、トランプ記者会見からの失望リからの円高の一服を好感。幅広い銘柄が買い戻しの動きとなっている。
個別では、金属複合水素透過膜』製造のための特許取得との一部報道があった【3441】山王や「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」のスパコンシステムに採用の【3778】さくらインターネット。エアバッグ問題で「米司法省と13日にも合意 和解金最大1140億円」との報道材料視の【7312】タカタなどがストップ高。
前日の決算発表を好感された【3382】セブン&アイ・ホールディングス、【8095】イワキ。復配発表の【4361】川口化学工業などが大幅高に。【2438】アスカネットは引き続き同社AIプレートを搭載した「Holo Active Touch」がBMWから発表され大幅続伸となっている。
目先の失望売りは一巡した感もあるがここから再度2万円台へ向けて上昇となるかはやや疑問が残るところ。来週20日はトランプ就任式があり、ここまでは上値も重いが下値も堅くこう着感の強い相場展開を想定。
物色は値動きの軽いテーマ株・材料株、中小型株が優位な相場が引き続き続くかと思う。今日の週末要因も考え深追いは禁物。後場はやや様子見が無難か。