前場の日経平均株価は113円安と続落し、約半月ぶりに1万9000円割れ。円高重しのほか、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる「ハードブレグジット」懸念などから朝方から売りが先行。また、トランプ就任式前とあって積極的に押し目は拾い難い状況だ。
個別では、RIZAPが1株160円でTOBの【7448】ジーンズメイト、AR技術を活用した医療機器の開発にメドとの報道の【3444】菊池製作所などがストップ高。また、デジタルアーティスト「AR performers」がエイベックスからメジャーデビュー決定の【4334】ユークス、金属複合水素透過膜とその製造方法の特許取得を引き続き材料視の【3441】山王、決算のほか、新作2タイトルのサイト公開の【3810】サイバーステップなどが連日のストップ高となった。
その他、ヤマダ電機と格安スマホで組むとの一部報道を材料視の【9418】U-NEXT、宅配ボックス普及を政府が後押しとの報道【3434】アルファCo、決算引き続き好感【6047】Gunosyなどの上昇も目立つ。
前場は下げ幅縮小、一時1万9000円台回復も前場引け前に再び1万9000円割れ。今日の終値で再度節目の1万9000円回復できないとなると明日以降も再び下値模索の展開になる可能性が高いかと思う。