前場の日経平均株価は176円高と節目の1万9000円台を回復。前日の米市場がまちまちの動きとなった中で、円安背景に買い戻し優勢スタート。買い一巡後は明日のトランプ就任式を前に上値の重い展開となっている。
個別では、太陽光発電設備メンテナンス事業を開始を好感された【1711】省電舎や子会社がLINEと共同でスマートフォン向けゲームを制作すると発表の【4644】イマジニアがストップ高。また、前日まで4日連続ストップ高中「水素透過膜製造の特許取得」を引き続き材料視の【3441】山王が本日も一時ストップ高の大幅上昇となった。
その他、ベルギーのGraphine社と独占リセラーパートナーシップ締結の【3907】シリコンスタジオ。分割発表好感の【2178】トライステージ。ゲーム関連の一角【3928】マイネットなどの上昇も目立つ。一方で原発事業5000億円超の損失報道の【6502】東芝や第2四半期業績予想の修正が警戒された【6239】ナガオカなどが急落。
日経平均は朝の買い一巡後からもみ合い、高値圏は維持しているものの、個別銘柄の上げはいまいち。上げ幅を縮小している銘柄が多い印象だ。明日のトランプ就任式を控えやはり積極的には上値は重く。イベント見極めの動きから後場はこう着感強いかやや上げ幅縮小の流れだと思う。
今日の後場から明日にかけては無理はして買う必要はなく。基本様子見スタンスで。