本日の日経平均株価は246円安と大幅反落。米トランプ大統領に就任演説が期待ハズレ。円高が重石に前場売り先行となったが、後場は日銀によるETF買い思惑に下げ幅縮小、一時節目の1万9000円台を回復する場面もあったものの、大引けにかけ再び売り直される展開となった。
個別では、【7717】ブイ・テクノロジーが急騰。同社の有機EL装置や部材の3月までの契約締結を目指し中国メーカーと交渉中で、製造プロセスの一括請負に成功すれば、500億円規模の売り上げが見込めると報じられたことが人気化のきっかけに。また、後場からは香港企業へ仮想通貨取引システムをホワイトラベル提供すると発表した【3825】リミックスポイントがストップ高、急騰となった。
その他、本日は調整一巡、第1四半期決算黒字転換を改めて材料視されたか【3189】ANAPが後場ストップ高となったほか、先週末に上方修正を発表した【5742】エヌアイシ・オートテック。西部ガスによる買収報道が出た【3280】エストラストなどが大幅高となった。
明日は朝に書いた通りだが、米トランプ大統領に就任演説が期待ハズレに終わり目先不透明感が台頭。円高警戒、買い材料がないとなるとこう着感強いか下値模索の展開となる可能性が高いと思う。また、今週後半からは決算本格化とあってしばらく様子見。方向性見極め継続へ。
物色はその日その日で値動き軽い銘柄を中心に値幅取り狙い。材料株、中小型株狙いは変わらずだが、下手にチャートの崩れた銘柄は手を出さず。上昇トレンドをキープしてる銘柄中心に!