本日の日経平均株価は233円安と大幅反落。後場は円高重しに下げ幅を拡大し、節目の1万9000円台割れ。ほぼ安値引けの展開となった。物色は決算シーズン中ということもあり、決算手掛かりにした銘柄や直近IPOの一部などに資金が集まった印象が強い。
個別では、決算好感の【3417】大木ヘルスケアホールディングスが連日のストップ高となったほか、直近IPOソフトブレーンと営業支援システムで連携の【3976】シャノン。後場のザラ場中に決算発表の【5697】サンユウなどもストップ高。その他、ボロ株の【5955】ヤマシナが大幅高となったほか、小型株で仕手性強い【3264】アスコットなどの上昇も目立った。
日経平均は終値で節目の1万9000円割れとあまり雰囲気は良くない印象。明日も円高警戒のほか、米雇用統計、来週の首脳会談控えてるだけに目先の売り仕掛け的な動きには警戒。
明日の狙い目としては、本日の大幅安のなかでも強い動きの直近IPO銘柄、手掛かり材料難から買われやすいボロ株など。決算手掛かりにした銘柄も面白いが、寄り付きから大きく動く為に高値掴みの可能性も高く、そこまで積極的に狙いにいく必要はないかと個人的には思う。