本日の日経平均株価は65円安と反落。後場の日経平均は日銀によるETF買い思惑に下げ渋るも終盤にかけては戻り売りに押され戻りは限定的。週末の日米首脳会談への警戒、円高懸念などが重しとなった。
個別では、後場に上方修正好感から【5162】朝日ラバーが買いを集め早々のストップ高。また、民泊新法への期待感から民泊関連の【3300】AMBITION、前日決算発表を好感のバラスト水処理関連の【6322】タクミナなどが後場一段高の大幅高となった。
その他、緑内障治療剤「H-1129」の海外におけるオプションライセンス契約締結の発表を引き続き材料視の【4576】デ・ウエスタンが3日連続のストップ高となったほか、東証1部へ市場変更の【3415】TOKYO BASEや上方修正・配当増額を材料視の【6146】ディスコなどの上昇も本日は目立った。
円高警戒、週末控える首脳会談が通過までは引き続き様子見をメインに。急速に日経平均が下がる局面での突っ込み買いは有効だが、朝に書いた通り極力引っ張らず戻り売りなどで対応。イベント通過までは細かくコツコツと利益を積み重ねていくと良いかと思う。