前場の日経平均株価は35円安と続落。朝方は前日の米株の上昇、円安・ドル高を背景に買い先行も節目の1万9000円に接近する場面では戻り売りなども多く徐々に上げ幅を縮小。その後は日米首脳会談の控え手控えムード、再び円高に傾いたこともありマイナス転換となった。
個別では、鉄骨の製作・施工などを手掛ける【5921】川岸工業が上方修正・配当の増額からストップ高。また、第3四半期の大幅増益好感の【2196】エスクリや同じく決算のほか、「疑義注記」の解消を好感された【3782】DDSなどもストップ高まで買われた。
その他、スマホゲーム「A3」の好調、今後の売上寄与の期待が大きい注目銘柄でもある【3758】アエリア。同じくゲーム関連から先日決算で黒字浮上材料視の【3624】アクセルマークの上昇が目立ち、直近IPOの【6541】グレイステクノロジーも高い。また、仕手株の【3825】リミックスポイントも本日大幅高と再び資金流入している。
後場はいつも通り日銀によるETF買いへの思惑から下げ渋る可能性もあるものの、流れ的には積極的には動かないほうが良いかと思う。トレードはデイトレのみの短期のみ。首脳会談通過までは無理する必要はなし!